弊社では防波堤、護岸など基礎固め用の被覆石として五島椛島産捨石の活用をご提案させて頂いております。
環境破壊の問題が声高に叫ばれる昨今、人の手を加えない自然そのままの石を港湾工事に使うことで、しっかりとした土台作りだけでなく、環境保全・地域貢献をも両立できるものと考えております。
1981年の生産開始以降、神の島を始めとして、尾上地区、三重地区といった長崎市地区はもちろん、日本海側から太平洋側に至るまで、幅広い用途で珍重されてきました。
お陰様で長崎県内外でビッグプロジェクトにかかわるなど、多くの御客様から熱いご信頼をいただきながら、大きな実績を重ねています。
弊社が産出している「椛島石」は稀に見る良質岩として注目されています。
その特長は大変比重が重く堅い岩質であるということ。
護岸工事をはじめ、築堤など強固な地盤づくりに広く利用されています。
採石場が長崎県・五島列島・椛島という島に位置し、そのため周りが全て海に囲まれているので港湾工事に必要な海上運搬という面で最適地であります。
そしてその山に無尽蔵に分布する岩石の目は大変大きく、港湾の護岸工事などに使用される規格石「JIS A 5006(割栗石)」の生産にも非常に適しています。
山には最新鋭の設備と技術を整え、天然の資源を有効活用しています。
弊社の港湾用捨石をお使いいただくお客様の最大のメリットは、その製品の安定供給であり、品質であります。
効率的な採掘方法で、最高品質の自然石を長期的に、安定的に供給できるシステムを確立しております。
大量の港湾土木工事用捨石のご注文に迅速にお応えすることが可能です。
弊社では採石をそのまま運搬するのではなく、独自の設備「高速洗石システム」に通して洗浄作業を行っております。
捨石投入時の汚濁を防止するだけでなく、綺麗な石には藻が付きやすい特性を利用し、地球環境に配慮した取り組みを展開しております。
出荷前は工場管理者による最終チェックを行います。
一部製品を抜き取って形状及び重量検査を行い、不良率が高いようであれば如何に自然石を利用した港湾用捨石であっても再度、
工程ラインを通し直して不良率を抑えるという努力を惜しみません。
港湾構築物の基礎等に使用する規格石は、大きいもので1トンを超える規格もあり、弊社では30トン~50トンの大型ダンプで運搬船に積み込み、
各現場へ直接搬送しています。その機動力とともに出荷量は1日あたり最大積み出し量6000㎥を誇っています。
膨大な量を迅速に海上運搬することにより、現場の資材不足を大きく解消します。
[本社]
〒850-0055 長崎市中町4-28
EBINS NAKAMACHI 1F
TEL:095-824-6342(代) FAX:095-824-6798
[椛島工場]
〒853-2482 五島市本窯町647番地
TEL:0959-78-2543 FAX:0959-78-2446