環境への取り組み

平成24年度頃より自然石を使用した魚礁事業が長崎県は元より西日本各地で盛んに行われています。 お蔭様で我が社に於いても自然石魚礁用規格1.0t石の生産に追われる毎日が続いております。

私ども自然石魚礁メーカに取って、この上無い喜びで有ると供に、自然石魚礁の重要性が魚礁事業実施と言う 現実的な形により評価されたものと信じて疑いません。

その利用価値としては、有識者による色々な研究が行われて居る処です。一般に言われている事は、 拡散し、個々に生息する魚を、魚礁に効率良く集め、滞留させる効果(集魚効果) と滞留した魚を漁獲することによって、漁場として成立する生産性(生産効果)で有ると言われて来ました。

近年深刻化する磯やけ対策としても自然石魚礁は注目されています。低コストで実現できる、短期間で形成出来る広範囲な自然石に於ける 魚場は短期間に磯場に馴染みランダムな状況を近くに生息する魚介類に与える事が出来る極めて自然な住居、いわゆるコンドミアムと言え るのでは無いでしょうか。

磯やけ対策に付いては近年、色々と論議されて参りましたが、この春(26.04.09長崎新聞)長崎県は磯やけ対策方を民間公募して 広くアイデアを求め、対策の一環として新たな展開を考えて居られる様子です。 長崎新聞に掲載された公募内容の一部を紹介しますと 「磯焼け対策は、県の取り組みだけでは限界がある。民間から広く知恵と力をお借りしたい。」

私どもも日々進歩して行く魚礁事業に於いて遅れを取る事無く、研鑽を高め更に今以上にお役に立てる自然石魚礁メーカで有る様、努力して参ります。

ここに近年行われた代表的な魚礁事業での施工状況を動画にて紹介しました。

五島椛島を見下ろす航空写真 五島椛島を見下ろす航空写真

環境への取り組み

橘湾地区藻場造成工事(三和宮崎工区)自然石1.0t-2.0t使用、対馬西工区自然石1.0t使用と二つの現場の ガット船に於ける自然石投入現場を動画にて紹介しております。又、動画内容には水中でのオレンジバケットの 動きや自然石の動きが含まれており、興味深い内容かと思います

環境への取り組み

自然石魚礁が含まれる工事に於いて、長崎県の施工管理では「配置図の位置計画をD-GPS(同等)以上の測位精度を 有する機器を使用して施工管理を行い、予め定めれた範囲(枠内)に自然石を投入しなければならない。」と設計図書等に 記載が有り投入管理に厳しい要求が求められています。
我が社では現場に於けるスムーズな投入管理や工程管理を含めて、従来元受様が設置管理されていたGPSシステムを ガット船自らが所有し管理まで行うD-GPS海洋工事支援システムを平成25年度から本格導入を致しました。

本システムは、ガット船のオペレータが直接、投入位置をモニターで確認しながら、的確に位置を把握し少ない誤差の 中で自然石を投入しその位置を記憶できる優れたシステムです。今後の海洋工事のガット船の使用に際して 極めて高い精度で捨石等の投入が出来るシステムです。

五島椛島を見下ろす航空写真

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