切羽全景 ~捨石ができるまで

真興産業の採石場は、五島列島・福江島の北東16kmの海上に位置する椛島にあります。初代社長が、自身の目と足で県内をくまなく探訪して、たどりついた感動のヤマ。良質岩を産する全長1km、高さ260mにも及ぶ切羽は圧倒的スケールです。

この素晴らしいヤマに最新鋭の設備と技術を整え、天然の資源を有効活用しています。効率的な採掘方法で、最高品質の自然石を長期的に、安定的に供給できるシステムを確立しております。大量の港湾土木工事用捨石のご注文に迅速にお応えいたします。

椛島産捨石ができるまで ~ 工程

※画像をクリックすると大きく表示されます。

  1. 1.掘削作業
    ベンチカット工法を採用、現在12段のベンチを有し、常に安全な勾配とベンチ幅を確保している。
    8段のベンチ
    掘削作業
  2. 2.発破作業
    油圧式クローラードリルにて穿孔作業を行い、注文に応じた捨石を生産するための適正な爆薬を装填し、発破を実行する。
    油圧式クローラードリル
    発破
  3. 3.小割・選別作業
    発破によって得た原石を重機類により小割・選別する。主に、港湾用被覆石や魚礁・築磯などに使用する単粒系の大きな規格石の生産はここの工程で行う。
    (300kg、500kg、300~500kg、1.0t、2.0t)
    8段のベンチ
    掘削作業
  4. 4.破砕作業
    前項で選別後、残った原石仕掛品をダンプトラックにて原石ホッパーに運搬・投入する。そしてクラッシャーで破砕された後にスクリーンで選別され、規格石が生産される。主にこの工程では港湾用規格石「5~200kg」や「5~15cm」を生産する。
    8段のベンチ
    掘削作業
  5. 5.品質確認作業
    工場管理者による最終チェックを行います。一部製品を抜き取って形状及び重量検査を行い、不良率が高いようであれば如何に自然石を利用した港湾用捨石であっても再度、工程ラインを通し直して不良率を抑えるという努力を惜しみません。
    8段のベンチ

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